医療保険の終身保障は必要ない?気を付けたいセールストーク①

1:保険の型とメリット・デメリット

 

生命保険に加入している人のうち、

ほとんどの方は、

医療保険に加入しています。

 

それだけ、

保険セールスからすると、

医療保険は売りやすい商品であるといえます。

 

日本の健康保険制度が充実していることと、

入院期間が短くなってきていることを考えると、

 

「本当に入院保険が必要か?」

 

いろいろな情報から、

自分なりに判断していくことが大切です。

 

実際に、

多くのサイトでも、

医療保険が必要ないという情報が、

どんどん増えています。

 

しかしそれでも、

情報を知識として知りつつも、

医療保険を解約しようと行動する人は、

まだまだ多くはありません。

 

今加入している医療保険が、

本当に必要かどうかも含めて、

保険セールスの言いなりにならないような、

自分で選択できる知識を、

習得していきましょう。

 

まずは、

多くの保険セールスが勧める、

医療保険の型について、

それぞれのメリット、デメリットを、

おさらいしていきましょう。

 

1-1:更新型

 

医療保険には、

「更新型」と「終身型」

の2パターンがあります。

 

更新型は、

保障の期間が一定期間のタイプをさします。

 

5年、10年、20年と、

保険が短いほど保険料が安くなります。

 

更新型といわれる理由は、

保険期間が満了になると、

更新(継続する)手続きをして、

保障を続けていくからです。

 

更新時の年齢で、

再度保険料が計算されるので、

同じ保障内容であれば、

更新のたびに保険料が増加していきます。

 

1-2:終身型

 

終身型は、

保障の期間が一生涯のタイプです。

 

保険料を払い続けていく限り、

保険料は変わることなく、

保障もずっと続きます。

 

保険料の支払いを一定時期で終わらせる、

有期払いのタイプと、

保険料を払い続ける終身払いのタイプがあります。

 

契約時の保険料からずっと変わらないので、

年齢が若い時に加入すると、

保険料自体は安くなります。

 

2:セールストークの罠

 

医療保険の「更新型」と「終身型」、

それぞれの特徴をお伝えしましたが、

どちらのタイプがいいのか、

ご自身で判断はできるでしょうか?

 

他の記事において、

 

「医療保険に加入してもいい人」

 

の考え方をお伝えしていますが、

 

・健康保険制度を活用しても手出しが多い高所得者

・貯金が少ない、社会人なり立ての人

・貯金を崩したくない、事業を始めたばかりの人

 

という場合は、

医療保険に加入してもいいのではとお伝えしています。

 

しかし、

それでも何十年もという長期間ではなく、

ある程度、

貯金が貯まるまでの一定期間でいいと考えます。

 

これからお伝えするのは、

多くの保険セールスが、

終身型の医療保険を勧める際に使う、

セールストークになります。

 

果たして、

このセールストークが、

お客様のためになるのかどうか、

解説していきます。

 

2-1:保険料は将来上がりません

 

終身型を売りたい保険セールスは、

更新型に加入しているお客様に、

 

「将来保険料が上がると、支払えなくなりますよ」

「大きな病気をしてしまうと、見直せなくなりますよ」

 

と話します。

 

逆に、

更新型を売りたい保険セールスは、

終身型に加入しているお客様に、

 

「保険は医療制度に合わせて見直していくべきです」

「終身型は割高なので安いほうに変えませんか」

 

と話します。

 

お客様からすると、

どちらも正しい事実ですので、

判断がつきにくいのは当たり前のことです。

 

最終的には、

保険セールスの持論をもって、

それぞれ「更新型」「終身型」に、

誘導されていきます。

 

そこにお客様の意向はほとんどありません。

 

もしここで、

医療保険に加入するなら、

 

「長期間でなく、ある程度貯金が貯まるまで」

 

という考えを持っていれば、

おのずと保険料が安い更新型を選択するでしょう。

 

しかしながら実際は、

終身型の医療保険に加入している人がとても多いです。

 

「保険料が将来上がりません」

 

というセールストークは、

保険セールスには使い勝手の良い、

お客様からしたら、

疑う余地のない言葉になっていることに、

疑問視する必要があるとおもいます。

 

2-2:一生涯の保障

 

「一生涯の保障が続きます」

 

というのは、

一見、聞こえがいいセールストークです。

 

「10年間の保障」より、

「ずっと続く保障」のほうが、

何となく安心します。

 

医療保険はそもそも、

入院治療による経済負担をカバーするものです。

 

入院する病院事情が日々変わる中、

保障内容が変わらないというのは、

少々おかしい話ではないでしょうか。

 

また、

保険会社は、

新しい保険を定期的にリリースします。

 

そのたびに、

 

「新しい保険へ見直しましょう」

 

と、

保険セールスの言うがままに、

新しい提案を受け入れていっては、

保険料も増えていくことは間違いありません。

 

「安心できる保障を増やしたのだから、

保険料が上がって当たり前か」

 

と、

これもまた、

保険セールスに都合のいい解釈と

思わざるを得ないでしょう。

 

3:まとめ

 

保険の広告は、

テレビや雑誌だけでなく、

今やSNSにおいても溢れかえっています。

 

「一生涯」「終身保障」「値上がりしない」

 

というフレーズは、

聞くだけで「安心」と、

勝手に思い込んでしまうほど怖い言葉です。

 

保険セールスには使い勝手のいい、

セールストークには、

いちいち疑問視する必要があります。

 

自分なりの保険の考え方をしっかり持ち、

果たして今の自分に必要なのかどうか、

正しい判断をしていきたいものです。

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